こんにちは、mooです。
オイルポンプの続きです。
オイルポンプは、オイル回り(オイルがソーチェンに行き渡るかどうか?)の問題と、オイル漏れの問題があります。
オイル回りは、とりあえず、オイル吐出口から、オイルが出ています。
後は、オイルの流量と、ガイドバーの問題だと思います。
オイル漏れは、オイルポンプから漏れていると思います。
オイル漏れは、主に、オイルポンプの下の隙間から。
表から見て、オイルポンプを固定する六角穴のネジ3本のうち、下のネジ近くに、オイルタンクからのホース(19)が来ていて、上のネジ近くに、横のガイドバーへの吐出口につながる穴(15,16が装着される穴)があります。
下のネジ近くの接続口がダダ漏れっぽいですね。
マイナスのネジ(6)が吐出量を調整するネジで、その裏に、クラッチドラム(21)の動きを受けて、4が回転し、4に掘ってあるネジ山が、11の溝とかみ合って、11が回転します。すると、11が10のバネで、17のネジの先に、11の溝の横で押しつけられ、かつ、その横が斜めに切られているので、回転するにつれ、左右にレシプロ運動することになります。
その棒の動きがポンプとなり、オイルを下から上へ押し出していきます。
で、調整ネジ(6)は、その11の左右の動きを11の一番端を押さえつけることで、制限します。
調整ネジを上から見ると、東西南北の方向が凹んでいて、その凹みが大きいほど、棒の左右の運動が大きくなり、押し出される油量が増えるという感じです。
ただし、見た感じ、凹みの差は、ほとんどわからないので、一番ねじ込んで、東、南、西、北と、回して、一番、動きが大きいところ(多分、北)を選びました。
(つまり、ネジ(6)を抜いちゃえば、一番大きく左右に動くと言うことです)
一番、締めたところ(東)だと、ほとんど流れなかったので、とりあえず、北にしておきました。
オイル漏れの主たる原因と思われる、オイルタンクから来たホースと、オイルポンプの接続部分なんですが、Oリングでシールされていて、そのOリングが、かなり痩せていたので、買ったセットで、ちょうどいい大きさのと交換してみました。
なんか、どこかにピタッと嵌めるものかと思っていたのですが、なんとなく、凹みにおいて、そうっと、オイルポンプを嵌めるみたいな感じでしたね。
よしよしと、満足していたのですが、IPLを眺めていると、そのOリングがありません。どうも、オイル漏れ対策で、前所有者がOリングを追加したようですね。
ならば、Oリングは、ちょうどいい大きさのOリングがあれば、ホース(19)とオイルポンプの間じゃなくて、ホースに嵌めて、ホースとクランクケースの間に入れたほうがよかったですね。
上は、飛び出した口(16)にピタッとかぶせる、かなり小さなOリング(7)なのですが、ちょうどいい大きさのがありませんでした。
しょうがないので、ちょっと大きめなリングを、今までついていたリング(7)で押さえ込むように嵌めてみました(まぁ、それが可能なくらい、今までのリングが痩せていたと言うことです)。
後は、オイルポンプを装着するだけなんですが、一番重要な下の、ホースとの連絡口近くのネジ(20)(M4-20六角穴)の穴が、ネジ山が潰れているようです。
ドリルビット(ドリルタップ)のM4を、恐る恐るねじ込んでみましたが、ネジ山は途中から生きているようです(M4-20の届く範囲は潰れていたと言うことです)。
ということで、M4-25を持ってきて、どこまで入るかやってみましたが、きちんと奥まで入って、きちんと固定できました。
よって、3本とも、M4-25で、置き換えました。
で、エンジンをかけてみましたが、オイル漏れは、明らかに量は減っています。
作業中も、オイルが出ていたので、クランクケースの凹みに、大分、溜まっていました。
その分が、オイルポンプを装着した後、漏れ続けていたので、完全に止まったのかは、まだわかりません。
(10分ほど様子を見ましたが、完全に止まったかは・・・)
エンジンをかけ、油量調整ネジを北にセットして、オイル漏れが増量することもなく、ガイドバー用のオイルの吐出を確認しました。
ということで、オイル問題は、いったん終了で、オイル漏れに関しては、もう少し様子見です。
(うーん、燃料漏れが再発です。モグラたたき状態ですね(笑))
(うーん、燃料漏れは、やっぱり、燃料タンクの解体でしょうかねぇ・・・)
(というか、燃料タンクって、2つに割ってもいいんでしょうかねぇ・・・)