薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

MS880のファーストインプレッション

こんにちは、mooです。

 

こんなレア機種を使っている人は、それほどいないと思いますので、興味のある人向けに、情報を出してみようかなと。

 

まず、私の立ち位置から。

薪ストーブユーザーで、チェーンソーを使うのは、声をかけたり、かかったりでの伐採現場が多いという感じです。

 

よって、選り好みはほとんどせず、太い原木から、細い原木まで,基本、何でも受け入れることにしています。

 

と言うことで、年に何度か、Φ50cmオーバーと対面しますね。

(つまり、仕事で、880を使う人とは感覚が違うと言うこと)

 

さて、次は、機械の基本情報。

MS880

排気量121.6cc

総重量14.8kg(バー&ソーチェン込み)(①装着時)

出力6.4kW

Max回転数11krpm

AV(振動対策) ゴム

ピッチ404

マウントは、オレゴン的には、E031、Stihl的には、3002

Bar①バー長35”ゲージ1.6 Stihl製Du E 46RM-104DL

Bar②バー長25"ゲージ1.6 中華製ハードノーズ チゼル-78DL

(ガイドバーは、ほぼ、8シリーズ専用です。「ほぼ」というのは、ある物を噛ませば、以下のマウントでも使えるらしい)

(ハスクの3120は,それ以下とマウントが同じです。とは言っても、3120は、ピッチもゲージも違うので、簡単には流用できませんが・・・)

 

バー①は、ソーチェン込みで、5kgほどです。

 

881では、掛かりが良くなったと言う話がありますが、比較できないので、なんとも言えません。

今のところ、冷間始動で、3,4回で、初爆、2,3回で、本爆(?)します。

温間始動は、かぶりやすいというか、3,4回で、かからないと、もうかからない感じでしょうか(今のところ、かかったり、かからなかったりという感じです)。

もしかしたら、排気量がデカい分、燃料も多いので、すぐジャブジャブになるのかもしれません。

よって、上記以上になったら、かぶったと判断して,かぶり対策へと移行します。

 

まぁ、その辺は、この機体の癖なのか、880の癖なのか、私が下手なのか、分かりませんが、適当でもかかるという感じではないですね。

 

スターターは、デカい分重いですが、デコンプもあるし、これで重すぎるという腕力では、そもそも、本体を持ち上げられないと思います。

 

デコンプ無し064で、ケッチンを食らいまくった経験があれば、これくらい、チョロいものでしょう(あれは辛かった・・・(遠い目))(笑)

 

ということで、エンジンがかかったとします。

後は、切るだけなんですが、ここからが、結構な問題です。

 

15kgというのは、10kgではありません。

 

何を言っているのか?と思われるでしょうが、これは、重要です。

 

人によって違うと思いますが、私の場合、880以外のすべての機体が当てはまる10kgまでは、片手で持って、例えば、軽トラの荷台に乗れます(やるかどうかは別)。

両手で持って、ちょっと足場が悪いところでも、作業できます(やるかどうかは別)。

15kgでは、両方無理です。

 

片手で持ったら、2,30m、平地を移動しただけで、手にダメージがあります。

(15kgのダンベルを片手で持って,歩いている感じです)

 

平地で両足を踏ん張らないと、まともに作業できません(斜面は無理です)

 

例えば、片手で作業なら、3kgまでとか、山の斜面を登るなら、6kgが限界とか、そんな感覚の話です。

 

そんな必要は、私にはありませんが、もし、880を抱えて、斜面を登らなくてはならないなら、私なら、直ちに、ジャンピング土下座をするでしょうね(笑)。

 

なんとなく、イメージできましたか?
 
その上、こう、上から切り始めたら、重さは感じなくなりますが、突然、15kgのダンベルが跳ねたりするんですよ。
有り余るパワーで、15kgが、跳ね上がったりするので、ハンドルを持つ手は緊張しますね。
 
まぁ、どっちにしろ、ある程度の筋力と、最低でも、4シリーズとかの経験があったほうがいいでしょうね。
(50ccクラスしか触ったことがないと、多分、非常に邪魔くさい置物になっちゃいそうです)
 
ここまでクリアできたら、後は、圧倒的なパワーを堪能するだけです。
 
もちろん、35”で、Φ7,80cmの玉切りも楽しいですが、25”の強烈さは、Stihlの楽しさを体現している気がします。
 
前もちょっと触れたと思うのですが、Mトロの本質は、トルクだと思うんですよね。
トルク増ではなく、トルクの下支えと言う形ですが。
AutoTuneを持ち出さなくとも、ハスクに比べて、Stihlの野暮ったさは、トルクへのこだわりにあるんじゃないかなと。
まぁ、完全に、個人の感想ですが、ハスクは、回して切り、Stihlは、トルクで切る感じです。
トルクにこだわるStihlさんの最大トルクの機種なんですから、もっともStihlっぽいかな?と。
そして、そのトルクを感じるには、短いガイドバーがいいんじゃないかいうことです。
 
因みに、回ることにこだわるハスクでは、やはり、242でしょうかね(笑)。
(ああ、脳味噌の芯が震えるような音に中毒性が・・・)
 
 
それはさておき、大きさも、重さも、パワーも、MS880は、8シリーズじゃなく、8をすっ飛ばして、10シリーズ相当だなぁと思うんですよね。
つまり、880は、まぁ、そんなに需要がないけど、無いと困るんで、8シリーズと、10シリーズと、12シリーズ相当ってことで、成立している機械ってのが、私のファーストインプレッションです。
 
おしまい
 
道具
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe FISKARS X27 Splitting Axe(36”),GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul
chainsaw
 Husqvarna 345e13"(21BPX) 576xp24"(72DPX) 346xp18"(21BPX) 246xp18"(21BPX) 242xp18"(95TXL) 550xp18"(21BPX)
 STIHL MS241 C-M16"(91PX) 034AVSEQ20"(36RM) MS26018"(21BPX) 02014"(63PS) 064AVEQW24”(72DPX) 038AVSEQW20"(36RS) MS260-VW(not working) 044W24"(72DPX) 036QS20”(75DX) 04620"(36RM) MS88035"(46RM)
 HITACHI CS35EC(91PX)
 SHINDAIWA E2125TS/200SPS(25AP)
 ZENOAH G3701(91PX)
truck SUBARU SAMBER
log splitter Plow PH-GS13A
blower Hitachi-Koki RB24EAP(S) 23.9ml
sprayer KOSHIN ES-10DX 10L
hedge trimmer BLACK+DECKER GTC1850LN
薪小屋一 二 三23 四22 五23 六21「最終年/月(列数)」
今ターム収集薪量 AB列数(目標) C荷台単位(目標) AB 8(7) C ?(28)
 
TO DO
#含水率計を買おう!