薪割り_ケヤキ&節と洞
今日は薪割り。
風も強く、天気も怪しかったが、出来るだけがんばることにしました。
手間のかかる玉が多かったです。
あっさり割れたのは、2玉ほど、残りの5玉は、時間がかかりました。
特に、
以前に載せた写真です
コイツが、一番大変でした。
写真ではよく分からないと思います。
見たところ普通の玉ですが、切り口を見ると、片方は、年輪一つに対して、もう片方は、二つ、つまり、二股でした。
二股なら、二股なりの割り方があります。
しかし、どうもうまくいかない。
問題は、写真で言うと、玉の上の方が、なんというか、年輪が混乱していて、繊維が錯綜としている部分が二股の股の部分に寄り添ってあると言うことでした。
全体(もしくは一部)が一定方向に捩れているというのもよくありますが、一部、繊維が錯綜しているのは、洞(うろ)や節がらみが多いですね。。
今回は、写真の玉の上の黒い部分が洞かもしれません。
こういった洞の周辺は、大抵、繊維が複雑に錯綜しているため、割れてくれません。
特に、隠れている場合は、大変ですね。
因みに、「節」は、枝が生きたまま、もしくは死んでから取り込まれた部分のことで、「洞(うろ)」は、枝が折れたりして、内部が腐ってできた空洞のことだそうです。
薪割りで問題になるのは、どちらも、外から見て分かりにくい場合です。
洞の場合は、木の生長によって、内部の空洞が取り込まれて、外から分からなくなる場合です。
なぜか、そこだけ割れないってことになります。
つまり、今回、年輪的には、二股だったのですが、実は、閉じた洞になってしまったもう一つの股があったのではないでしょうか?
その推測が正しければ、二股だと思って割り始めたら、実は、三股、そりゃ、割れないはずです。
割った薪は、前日の薪の上にさらに積みました。
そろそろ、薪割りを終わりにして、薪を仮薪置き場に移動しようとしていると、雨が降り出しました。
と言うわけで、またもや、放置することになりました。
後、めんどくさそうな玉が10玉ほど残っています。