薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪棚計算_完全循環森林規模

薪棚計算_完全循環森林規模 後注: スマホではちゃんと表示されないようです(失敗です。すみません)

今日は、薪関係の作業をしていないのだが、トラクターに乗っているときにふと思いついたことがあった。

以前から、完全循環森林規模という概念(自家製)に興味があり、せっかく、薪棚の薪の重量計算までしたのだから、もうちょっと計算して、完全循環森林規模まで出してみようかと。

自家製の概念なので、ちゃんと説明すべきですね。

一年間に5tの薪を消費するとして、5tの薪を得るためには、3本の樹木を伐採しなくてはならないとしよう。
さらに、樹木を伐採するまでに30年成長させる必要があるとしよう。
すると、毎年、3本づつ伐採していって、30年後に3本残るように植樹し続けていく(つまり、3本以上植樹する)と、森の樹が90本あれば、樹を減らすことなく、消費し続けることが出来る(はず)。ただし、この計算は最低限なので、実際は、もっと必要だろう。

何のためにこんな計算が必要かというと、山を買う時に、どれくらいの広さの山を買わなくてはならないのか、と言うことを知るためです(嘘です)。

単純に、妄想のためです(楽しい妄想です)。

と言うわけで、エクセル(的なもの)に計算式を入れてみました。


薪棚計算



列数 高さ

7 列 2.30 m 2.50 m

薪長


体積
0.45 m


18.11 m3




列数*高さ*幅*薪長





束円周

束体積 束数
0.70 m

0.02 m3 1032 束



π*(束円周/2π)の2乗*薪長 体積/束体積





隙間割合


実体積
0.375


11.32 m3




体積*(1-隙間割合)





気乾比重


重さ
0.7


7.92 t




実体積*気乾比重





原木直径 原木長
(一本の)原木体積 原木の本数
0.35 m 1.80 m
0.17 m3 65.4 本



π*(原木直径/2)の2乗)*原木長 実体積/原木体積









薪棚の設定が、1シーズンに消費する薪に相当する場合のみ
平均直径 樹木高 成長年数 (一本の)樹木体積 完全循環森林規模
0.40 m 15.00 m 30 年 1.88 m3 180.3 本



π*(平均直径/2)の2乗*樹木高 実体積/樹木体積*成長年数

今回は、自分の薪棚1ユニット(大体、これが1シーズン消費量です)を計算しました。
最初の列数・高さ・幅がそれにあたります

背景が灰色なのは、設定です。薪長などなど。

背景が黄色なのが、計算です。太字になっているのが目的となる計算結果です。

薪小屋に入っている薪の全体積18m3
針金で巻いてある束にすると、1030束分
隙間を除いた実体積11m3
重さは、8t
長さ1.8mで、直径35cmの丸太なら、65本分

そして、目玉の完全循環森林規模は、180本規模の森林。

うちの林には、30本ほどしかないので、これの6倍は欲しいと言うことなのですね。

つまり、毎年、1本自分のところから、5本は、余所から原木を集める必要があると言うことです。

まぁ、設定を変えれば、全然違う結論になるので、まぁ、妄想のネタとして、楽しめばいいかなと。


因みに、軽トラに薪を立てて、みっちり積み込む場合、列数1,高さ1.41,幅1.94として計算し、70束分になりました。

興味のある方は、計算式も書いておいたので、エクセル(的なもの)で、やってみてくださいね。

こんな面倒なことをやる、物好きな人が、他にもいるかねぇ?

ツール
斧 GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul
chainsaw Husqvarna 345e 18"

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太8本の大物の処理
5. 薪小屋のヒノキの場所に積んである薪を入れる 
10. 含水率計
17. 杉の丸太で薪小屋の仕切りを作る 7812