薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪割り_櫪樫欅

薪割り_櫪樫欅
今日は、薪割り
玉の中から、櫪を選び、ネコ大盛り3杯分薪割り。Φ40cm位の玉も、ポンポン割れる。これで比重が重いんだから、有り難い木種だ。割り頃の櫪は、刃が入ると、弾けるように割れてくれる。だからといって、軽い感じではない。重量感も、手応えも十分ある

ネコ大盛1杯分になった樫も、ほとんど同じなのだが、淡泊なのだ。若干、櫪の方が粘りがあるというか、樫の方が堅いというか。割った爽快感は、櫪の方が勝る。櫪は、玉に薄い刃が進入し、その切れ目が広げられ、裂け目が一気に下までビシッと走り、斧が、既に薪と化した木片を跳ね飛ばす。その過程を、櫪はすべて堪能させてくれる。それに比べて、樫は、途中をすっ飛ばしてしまう感じ。刃の進入直後に、薪が吹っ飛ぶ感じ。どちらかというと、石を、トンカチで叩いたら、割れちゃった的な。だからといって、櫪の方がいいと言うことはない。少なくとも、樫の方が薪はきれいだ。虫も付きにくいし、すべすべだし。

そして、ネコ大盛り2杯分になった欅。Φ40cm位の玉もあり、今日は素直に、チェーンソーのお世話になりました。45cmの長さの玉に、15cmくらいの十字の溝を入れ、そこに斧を叩き込む。ガツンガツンガツン。最後には割れてくれるが、割れ目は汚いったらありゃしない。繊維を無理矢理引き裂いたので、毛羽だっているわ、凸凹だわ、裂け目はあらぬ方向に迷走するわで、大きさも形も不揃いで、積みにくい薪になる。しかも、独特の油っぽい臭いが結構強烈。
イメージ 1
櫪ネコ3杯分積み増し(樫と欅は、別山に積み増し)
イメージ 2
4列にもなったので、ちょいと上から

欅は大変だが、欅だけを貰わないわけにはいかない。いかないが、同時に、そんなことをしたらもったいないとも思う。確かに、割れにくいものはげんなりする。割れやすいものは気分が良い。いい匂いがする薪は楽しい。クサイ薪は困る。しかし、薪を買うのではなく、自分で集めるのに、木種を限定するのはもったいないなぁと思う。少なくとも、「今のところ」、自分は、色んな種類の木種に接して、楽しんでいる。だいたい、木の年齢、切ってからの時間、切ってからの保管状況、切った季節、そして、もちろん、木種によって、丸太、玉、薪の状態は、千差万別で、それも、見える状態だけじゃなくて、見えない状態(含水率など)も、最終的に燃やす前には大切だったりする。それらを一つ一つ知る(判別する・推測する)ことが楽しい。まぁ、初心者だからね。
そうそう、だからといって、神経質になりすぎる必要はない。薪ストーブってやつは、そんなにシビアじゃない。所詮、実用品、日用品(中を覗くと、相当原始的な装置だ)。

TO DO
1. 薪小屋横の丸太8本(長さ550~1150×直径530~670)の処理
5. 薪小屋のヒノキをどかして、積んである薪を入れる(準備で、パレット3枚が必要)
6. 薪小屋の追加
8. 煙突掃除
9. とりあえずの薪置き場の設置(あと、3つ)