こんばんは、mooです。
前回から、4台、増えたので、またまた、やってみようかなと(まぁ、一台は、バラバラですが・・・)。
とは言え、前回までの目的(「現場に何を持って行くかの判断基準を明確にする」)は、こんだけ多くなってくると、あまり関係ない感じなので、まぁ、考えるときの基準まとめの簡易バージョンです。
客観的なデータ
(総重量は、バー・チェーン付き、混合油もチェン油も適当に入っている状態です)
機体名(バー長・総重量・出力)(ソーチェンーコマ数)(ピッチ・ゲージ)AV(ゴム・バネ)
(大型 24”)(3/8,1.3) (大中小は、便宜上の区分です)
064(24",85→98.4cc,9.4kg,4.8→?kW,13krpm)(72DPX-84)(3/8,1.3)ゴム
576(24",73.5cc,9.3kg,4.7kW,13.3krpm)(72DPX-84)(3/8,1.3)バネ
038S(20”,66.8cc,8.8kg,3.3kW,13.5krpm)(36RS-72)(3/8,1.6)ゴム (軽量バー!)
034S(24",61.5cc,8.3kg,3.4kW,14krpm)(75DPX-84)(3/8,1.6)ゴム
(中型 18”)(325,1.5)
550(18",50.1cc,6.7kg,2.8kW,14krpm)(21LPX-72)(325,1.5)バネ (意外と軽い)
260(18",50.2cc,6.4kg,2.6kW,14krpm)(21BPX-72)(325,1.5)ゴム (軽量バー!)
346(18”,45cc,6.6kg,2.5kW,14.2krpm)(21BPX-72)(325,1.5)バネ
246(18",46cc,6.4kg,2.3kW,15krpm)(21BPX-72)(325,1.5)ゴム
242(18",42cc,6.1kg,2.4kW,15.5krpm)(95TXL-72)(325,1.3)ゴム (241とほぼ同スペック)
(小型 16”・14”)(3/8P,1.3)
241(16",42.6cc,5.9kg,2.3kW,?rpm)(91PX-55)(3/8P,1.3)バネ
G3701(16",37.2cc,5.5kg,?kW,14-15krpm)(91PX-58)(3/8P,1.3)ゴム
020(14",35cc,4.9kg,1.7kW,14krpm)(63PS-50)(3/8P,1.3)ゴム
(その他)
345e(13”45cc,6.6kg,2.2kW,12.5krpm)(21BPX-56)(325,1.5)バネ
(トップハンドル)
E2125TS(8”,25cc,3.0kg,1.1kW、?rpm)(25AP-52)(1/4,1.3)(kWは、非公式情報)
CS35EC(14",30.1cc,4.2kg,?kW,?rpm)(91PX-52)(3/8,1.3)
注意事項
345eは、迷走中なため、考察外とします。
グループ分け(なんとなく)。
大型は2つのグループに分かれました。064と576の上位グループ、038Sと034Sの下位グループです。排気量ではなく、出力ですね。
中型は3つのグループに分けました。242の軽量グループ。550と260のハイパワーグループ。残りの346と246は、その他グループ。
小型は、グループ分け不要です。
トップハンドルも、グループ分け不要です。
判断基準の基本:
1使用開始時(すぐに使える)
2使用時(パワー)(作業スピード)
3長時間使用(防振)(楽に使える)
4信頼性(冷間始動、再始動、長時間使用)(確実に使える、ずっと使える)
*大型(20"ー)
大型上位:
始動性も良く、モンスターパワーで、防振もバネだし、信頼性も抜群で、576の無双状態だったのですが・・・
064は始動性がよく、パワーも十分モンスターです。576と条件を同じにして比べてみないとはっきりしませんが、多分、576よりさらにパワフルです(うちの064は、計算上98.4cc)。問題は、防振(ゴム)でしょう。そのマイナスを、ハイパワーとローウェイト(ー1kg)のプラスが上回るか?このクラスでは、重量差は、それほど重要ではないので、もう少し使って、信頼性を確認したら、後はもう、すべてを凌駕するパワーがあるかどうかでしょうね(注1)。(576との比較は、後日追記予定)
大型下位:
038Sは、始動性がよいが、576や064と同じ重さで、パワーは、034Sとほぼ同じ(モンスター感バリバリの大型上位の2台は、大型下位の038Sや034Sとは明確なパワー差があります)。先ほど書いたように、重さは、それほど重要じゃないので、20"の振り回しやすさと始動性の良さで、今は、こちらが、大型下位での選択肢になりそうです。
034Sは、038よりちょっとだけ軽い(038が軽量バーなので差が小さい)だけで、スペック的にはほぼ差がありませんが、実際使ってみると、038の方が、明らかにパワフルです。034が、ハードノーズの24"で、038Sが、軽量バー、スプロケットの20”なのが、大きいかもしれませんね。(038との比較は、後日追記予定)
*中型(18")
中型ハイパワー:
550は、ピストンリングの交換で始動性がだいぶ改善したが、それでも、固有の病気もあるし、夏は特に機嫌が悪くなり易い。が、パワーは、素晴らしい。信頼性が重要でなければ、選択肢になります。
260は、合併(?)で、始動性、パワーが文句なしになり、ゴムのマイナスがあるものの、550との勝負では、ちょっと優勢か?ともかく、使って、信頼性を確認してからとなります。
中型軽量:
242が、始動性が良く、軽いのに十分なパワーがあって、バランスが良い。音も楽しいです。しかし、ナローカーフのせいか、ガイドバーに、木屑が詰まって過熱しやすく、気を遣う必要があります。とは言え、気を遣えば、信頼性はあります。
中型残り物:
346,246は、特に使う理由がないですね。ただし、2台とも安定性があるので、バックアップには良いです。
*小型(14"ー16")
241は、始動性が良く、軽いのにパワーもあり、防振性も良いと、無双状態。
020は、始動性が良く、241には劣るもののパワーもあり、特に、軽さが重要な小型でも、その軽さが際立っているので、14”で仕事になる現場なら、241より優先です。
3701は、パワーも軽さも勝負にならず、安定性も差がないので、選択肢になりにくいか?
*トップハンドル
E2125TSが、始動性が良く、軽く、パワーもあり、防振性も良いと、無双状態です。
CS35ECは、トップハンドルとしては、重すぎで、小型機としては、軽いのだが、トップハンドルなのが使いづらくて・・・
まとめると、(&は選択、()はサブ)
a:24" 576&064
b:22” 038S(034)
c:18" 260&550(346)
d:18" 242(246)
e:16" 241(3701)
f:14” 020
g:200mm E2125TS
c,d,eを中心に、上(a,b)をどこまで、下(f,g)をどこまで持って行くか?
太いのが多いなら、abを追加し、細いのが多いなら、fgを追加し、そうでなければ、cdeを多目に持っていくと言う感じでしょうか?
(注1)
ハイパワー、モンスターなどと、はしゃいじゃうと、じゃあ、120ccは?となりそうですね。
しかしながら、現実的に考えると、それ専用のガイドバー、ソーチェンの値が張るうえに、部品も高い・・・(ガイドバー1本とソーチェン1本で、3万から4万越え)
ガイドバーもソーチェンも他と使い回せる064とは、ランニングコストが違います。
と言うか、場合によっては、結構,純正で揃えないとならないんですよ、いろいろと(しかも、海外での調達に)。
予想外に,お金がかかってしまった064ですが、それでも、120ccを使えるようにするのにかかる予想値段は,ありえないほどの幸運でもなければ、それ以上になってしまいそうです。
と言うことで、よっぽど、良さそうな出物でもない限り、考える余地がありませんね。
(よっぽどって、えっ!色気満々じゃないですか(笑))