今日は、別口。
ちょっと離れたところに、クヌギを貰いにいきました。
まぁ、エノキもあったのですが、エノキのために、遠出の回数を増やすのも、なんなので、美味しそうなのだけを積んで戻ってきました。
まぁ、それだけだったのですが、伐採もやっていて、業者じゃないという意味で、アマチュアが伐採をやっていたので、色々考えさせられました。
伐採は、楽しいので、以前は、出来るときには、やっていたのですが、最近は、特定の条件に当てはまるとき以外は、手を出していません。
特定の条件は、
1 逃げやすい。
2 倒す方向が限定されていない(意図しない方向に倒れても問題がない)。
ですね。
具体的には、足場が、急斜面だったり、丸太がごろごろしていたりして、いざというときに、逃げられないとか、そっちに倒れると、家が壊れるとかですね。
別の言い方をすれば、樹勢(樹形)の読みとか、受け口の入れ方とか、弦の張り方とか、ロープやワイヤーとか、やれることは、全部やったとしても、想定外の挙動をすることがあると思っているので、そのリスクを引き受けても良い報酬or保険がない限り、手を出さないということです(プロじゃないので、報酬or保険は原則ないですけど(笑))。
いや、プロに話を聞けば聞くほど、無知・未熟即死傷だし、自然相手なんだから、100%はないし、まして、格落ちの自分じゃ、失敗前提で、行動すべきだと、思い知らされます。
まぁ、そんだけ慎重に行動しようと思っていても、リスク管理が甘いこともままありますけどねぇ。
特に、スパイク履いて、ロープで、円を作って、自分と樹に回して、樹を登って、枝下ろしをしていた人の話は、衝撃でしたね。
落ちたという話ではなく、途中で、樹が縦に割れて、ロープに挟まって、圧死してしまったそうです。
もちろん、自分が直接見聞きした話ではないですし、その対策は、私が知らないだけで、常識の範囲なのかもしれませんが、伐採された樹が、何が原因かはともかく、実際、縦に裂けていることは、本当によくあることなのです。
つまり、死角から、無視できない頻度で、致命的な一撃が来そうだってことですね。
そりゃ、もう、心底恐ろしいですよ。
ということで、条件さえ整えば、喜んで伐採しますが、今回は、整っていないし、リスクを受ける必要もなかったので、お手伝いに徹しました。
まぁ、そうは言っても、伐採時は、横で、イメトレはしまくりでしたが(笑)。