軽トラに積んだままのケヤキ玉を薪割して、北薪小屋弐に積みました。
ん?
まぁ、そんだけだったのですが、途中で、薪の価格の確認にいらした方がいらっしゃいました。
自分もそうでしたが、薪を自分で用意しようとする初心者は、薪の乾燥で、よく、泥沼にはまるようですね。
極端な話をすれば、生木でも、燃えますし、暖かいです。
生木は、暖かくないとか、煙が多いというのは、乾燥した薪と同じように焚くからであって、ガンガンドンドン焚いて、熱々にしちゃえば、そりゃ、燃えますし、暖かいです。
ただ、空気を絞って、温度を下げて、ゆっくりじっくり焚こうとすると、含有水分が、熱を奪うので、温度が下がり過ぎて、不完全燃焼しやすくなるという感じですね。
そんな極端な話なら、簡単なのですが、実際問題、屋外放置なら、カリッカリに乾燥させても、含水率10%以下にはならないですし、そこまで悪くない環境で、ちょっと乾燥させれば、すぐ、30%くらいにはなります(自由水はすぐ抜ける)。
*含水率:(水分の重さ/木材を乾燥させた時の重さ)
注:通常、含水率と言うと、(水分の重さ/水分を含んだ全体の重さ)で、含水比が、(水分の重さ/木材を乾燥させた時の重さ)ですが、木材の場合、含水比を含水率と言っているようです。
*平衡含水率:(放置しても、それ以上乾燥しない含水率)
注:日本の屋外の平均的な平衡含水率(15%)(12%と言う数字も)
*結合水と自由水:(細胞壁内で、抜けにくい結合水と、細胞壁外で、抜けやすい自由水)
ということで、実際は、乾燥斑もあるため、微妙なところを、うろうろするしかなくて、初心者は、五里霧中に。。。。
さらに、ストーブの二次燃焼方式や、メーカー、果ては、機種ごとに、いろいろ違っているわけでして、何が何だか、ということになりやすいです。
薪業者には、薪業者の事情もあるので、何でもかんでも鵜呑みにするのもどうかと思いますし、だからといって、何でも自分でやろうとすると、ドツボにはまるということでしょうねぇ。
ということで、初心者自作薪ユーザーには、薪ストーブの先輩から、ある程度分けてもらうなり、いろんな薪屋さんから、買ってみるなりして、自作の薪と焚き比べてね(^^)/!!!って、話をしています。
で、時間があれば、うちでは、こんな状態で、こんだけの期間、乾燥させたら、こんな薪で、こうなら、こんな薪で、こうなら、こんな感じですよって、いろいろ、見てもらったり、使ってもらったりしています。
まぁ、今回は、ちょっとケツカッチンだったので、途中までしか、話できませんでしたけど・・・
で、翌日の薪の配達の準備に、北薪小屋壱のミックス(エノキ多め)薪から、エノキ以外を軽トラに積んで、一部を薪小屋四に積んで、残りは、軽トラに積んだままにしておきました。