薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪割り_ケヤキ

薪割り_ケヤキ

小指を怪我したので、しばらく、薪関係はお休みしていた。
だいぶ治ったので、今日は、ちょっと薪割りをした。
斧と、楔の一番いい使い分けを考えながら、節のあるケヤキ2玉を割ってみた。

自分なりに特徴を考えてみた

*割れるときと、割れないときがある(割れない場合については、後述)
*時間は、割れるなら、斧が一番早いが、割れないときは、嵌る(一番時間が掛かる)
*音は、静か
*準備は、簡単、すぐ出来る
*割れ方は、繊維の流れに沿って。

*割れ目は入るけど割れないのは、節などがあって、何度もやることで割れる(節が遠い)=>時間が掛かる
*割れ目も入らない(はじかれる)のその1は、見えない節を叩いている(節が近い)=>叩く場所を変える
*割れ目も入らない(はじかれる)のその2は、太すぎる=>何度もやるか、皮むき割り=>時間が掛かる&薪の形が悪い

チェーンソー(エンジン)(電動なら、静かだけど、今ある電動のは、切れないんだよなぁ)
*必ず割れる(割れるというか、切れる)
*時間は、斧で嵌った時より短いが、準備に時間がかかる
*音は、うるさい
*準備は、手間も時間も掛かる
*割れ方は、直線

*食い込んだら割れる(食い込む食い込まないについては、後述)
*時間は、斧より、掛かるが、チェーンソーより、掛からない
*音は、カチーンカチーンと響き渡り、うるさいが、チェーンソーほどではない
*準備は、斧より面倒だが、チェーンソーよりずっとお手軽
*割れ方は、基本的に斧と同じ。ただし、斧よりもより繊維の流れに沿う感じ

*食い込ませるところで、手間が掛かるので、ある程度割れているときは、比較的簡単
*食い込まないのは、斧の「割れ目も入らない」場合と同じと考えて良い

薪割り機(これは想像)
*必ず割れる(20tクラスを想定)
*時間は、斧より掛かるが、楔より掛からない
*音は、うるさいが、チェーンソーほどではない(かなぁ?)
*準備は、チェーンソーより大変(移動がなければ簡単か?)
*割れ方は、楔と同じ(じゃないかなぁ)
*体力を使わない(大量に処理できる)

まとめ
チェーンソーは、手間を考えると実用的ではない
斧は、圧倒的にお手軽で、時間が掛からない(量を処理できる)
楔は、中途半端(斧の補助的用途か?)。
薪割り機は、条件さえ調えば(費用・場所)、大量に処理できるという利点がおおきい
よって、主力は、斧。大量に処理する必要が生じたら、薪割り機。

問題は、斧で嵌りそうな場合。

楔でなんでも割れるという人がいるが、楔で割れるのは、斧でも割れると思う。ただし、粘る木質の場合、斧の割るパワーの多くの部分が、前回割ったところまで割れ目を広げるのに使われて、今回の割るパワーになっていない。それに比べると、楔は、毎回、全部が割るパワーになっているから、その点では、効率が良い。しかし、それは、特定の条件の下での話であって、ほとんどの場合、斧の方が効率的だ。和斧を使っていた頃より、今のグレ斧(グレンスフォシュ(450))の方が、割れる率が高くなったが、それでも割れない(割れるのに時間が掛かる)場合が、どんな木種でもある。つまり、斧で嵌りそうな場合というのは、どんな斧を使っていてもあることで、早めに、楔(割れ目が入るとき)や、チェーンソー(どこにも割れ目が入らないとき)に移行する判断力が一番重要だというのが、今日の結論。

しかし、疲れていると、判断力が減退して、ダラダラと打ち込み続けてしまうんだよなぁ

と言うわけで、今日は、ケヤキ2玉(Φ50位なので、ネコ3杯分になりました)で、終了(写真撮ってないや)。

TO DO
1. 薪小屋横の丸太8本(長さ550~1150×直径530~670)の処理
5. 薪小屋のヒノキをどかして、積んである薪を入れる(準備で、パレット3枚が必要)
6. 薪小屋の追加と新薪小屋の設置(現状の3倍の容量に)
8. 煙突掃除
10. 含水量計
14. カシとケヤキとムクノキの玉切り・薪割り
15. カシ(10m以上)とケヤキ(4m位)の仮薪置き場 1881