薪割_カシ・エノキ&樹種のID
今日も、薪割。
最初、ちょっと雨が降っていましたが、強くなったり弱くなったりして、最後は、日が差しました。
カシのところに、混ざっていたエノキは、まとまって積んであったので、そいつを薪にして、次に、カシを地道に薪にしました。
今日は全部で軽トラ3杯分。
後、カシでも、ボケているのも少数ですが、ありまして、そいつらは、すぐ焚くようによけておきました。
取り敢えず、まとまって積んであったエノキは、全部処理できましたが、結構ありましたねぇ。
これは多分、Y町の公園の奴じゃないかなぁと考えています。
まだまだ、区別が怪しい時期に、いつもの伐採業者さんに、「何本か、カシを切っておいたから、持って行っていいよ」と言われたんですよねぇ。
本当は、「カシ混じりの何本かを切っておいたから、持って行っていいよ」と言うことだったんでしょうが、私の、カシを欲しくてたまらない気持ちが都合のよい解釈をさせたのでしょうねぇ(笑)。
と言う訳で、これはカシかな?カシかな?と疑いながら、でもカシと言われたしと、迷いに迷った覚えがあります。
さて、今日のように、カシばっかりを割っていると、その中に、突然、エノキが入っていたら、見なくても、持っただけで、カシじゃないと分かります。
当然、逆でもそうでしょうねぇ。
次に、割ってみると、割れ方、割れ音、割れた表面(色や模様、凸凹)、毛羽立ち具合などで、確認します。
それでも迷ったら、小口をチェックして、ナラ系(カシも)の特徴である放射線状の線を探します。
立木のidentifyは、まず、葉、そして、樹皮や樹形、分布、実などを手掛かりにして、判別していきます。
すると、葉っぱがない状態で、入手すると、それだけで、大きな手掛かりがないだけでなく、同時に、若木、成木、老木、病気等の情報も不明だったりします。
こうなると、樹木図鑑の樹皮だけで、判別するのは、非常に難しいですねぇ。
(同じ樹種でも、若成老で、まるっきり違う樹皮になりますし、環境や病気でも変化しますし、微妙な樹種の違いという問題もあります)
さらに、伐採から時間が経って、樹皮がやられてしまうと、さらに難しくなります。
今回のように、3年以上たっている薪だと、表面が焼けて、もう、手掛かりは、比重のみだったりします。
(だから、割る前だと、カシじゃないことぐらいしか分からないです)
以前、自分用に判別をちょっとだけまとめてみたのですが、非常に難しかったですねぇ。
「割り口が樹脂っぽい」
「割り口が柔らかく滑らかで微妙に波打っている」
自分でもなんだかよくわからないです(上はカシやクヌギ、下はエノキ)。
写真にしても、よく分からないですね。(写真には、写らない、美しさが、あ・る・か・らーーー♪)。
まぁ、とにかく、良く手に入るものは、それだけ早く区別できるようになるとしか言えないですねぇ。
素人に毛が生えたくらいの自分が、あえて言うならば、樹皮と、比重が、まず最初、次に、割れ方でしょうかねぇ(多分)。(笑)
薪具
woodstove VermontCastings Encore Catalytic