薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪積_北置場(西)6&薪の乾燥スケジュール試案

薪積_北置場(西)6&薪の乾燥スケジュール試案

今日も、昨日の続き。

軽トラ2杯分、積み替えました。

が、そこでストップです。

実は、北仮薪置き場(西)(東)は、畑の北に位置していて、今の時期の北風対策も兼ねていました。

とは言え、高さ1.5mほどの薪の壁があったところで、大した影響はないだろうくらいのつもりでいたのですが、この強風の中、薪の積み替えをやっていると、風で、畑の土が舞い上がるのを何度も目撃することになります。

すると、見事に、壁のあるところは、土煙が少ないんです。

我が家はその畑のさらに南にあるのですが、何となく、今年は土埃の被害が少ないなぁとは感じていたのですが、まさか、それほどとは思っていなかったのです。

このまま、積み替えを続けると、全体として、壁の面積が減るので、ちょっと計画を変更する必要がありそうです。

しかしながら、いいアイディアが浮かばず、いったん作業を中断することにしました。

ふーーー





そういえば、薪のお客さんがいらっしゃいました。

薪集めに興味があるようでしたので、薪仲間が増えるかもしれません。

やはり、みんなでやると楽しいですから、楽しみですね。





ところで、qu&suさんから頂いたコメントへの返事を考えているとき、意外とスケジューリングを説明するのが難しいということが分かったので、いったん自分のためにまとめたいと思います(長いし、面倒な話が続きます、一応)。

まず、薪集めのタームを4月から翌年の3月までとします。
こうすると、タームの初めのころの薪は、水を吸い上げ始めて、薪内の水分が多くなるわけですが、その分、乾燥期間が長くなり、タームの終わりころの薪は、葉も落ち、薪内の水分が少なくなるため、その分、乾燥期間が短くて済むということになります。

次に、焚く時期を仮に10月から翌年の3月までとします(例えば、14年10月から15年3月なら、14年度とします)。
本当は、9月にも、4月にも焚いたりしますが、話を簡単にするために、半年とします。

ただし、この焚く時期は、我が家のある地方では、乾燥に適した時期でもあるので、焚く時期のはじめのころと、終わり近くでは、薪の状態がかなり違います。

さて、現在、例えば、14年タームで集めた薪を16年度に焚いています。
14年タームの終盤の薪は、15年度の初めには、乾燥が甘いので、16年度にしています(半年乾燥では、乾燥が甘いという感じです)。
とは言っても、終盤の薪でも、十分乾燥している薪もありますが、乾燥環境によっては、乾燥していないこともある(乾燥斑)ため、16年度にしているというのが正確なところです。

このスケジューリングだと、同じタームで集めた薪は、最終的に乾燥斑なくほぼ全部乾燥しています。
14ターム最後の水分の少ない薪を、16年度の最初に焚くとしても、1年半の乾燥期間を設けているからです。
ただし、14タームの最初の薪が水分の多い薪だとしても、16年度の最後に焚くと、3年乾燥になるんですよね。



乾燥に関して、調べた結果、乾燥には前後期の2期、性質の異なる乾燥期間があることが分かりました。
前期は、短期間に大量に排湿し、後期はゆっくりちょっとだけ排湿します。
乾燥期間のほとんどは、後期なんで、乾燥斑をなくし、乾燥期間を短縮するためには、後期の乾燥を効率よくやるしかないということです。

で、そのために必要なことは何かというと、乾燥した環境なんです。
ちょっとだけ排湿するということは、回りが相当乾燥していないと、全然排湿しないことになります。

例えば、雨が降って、薪棚が湿気たら、雨が降る前の状態に戻るまで、排湿はストップします(多分)。
(正確に言えば、排湿は続くのですが、吸湿が増えるので、結果、排湿しなくなるということです)

例えば、前期の薪と後期の薪が一緒にあると、後期の薪は排湿がストップします(多分)。

と言う訳で、放っておいても、短期に大量に排湿する前期は、良くも悪くもどうしようもないのですが、後期は、環境を整えることで、なんとか時間短縮を実現できそうです。

因みに、これはよく分からないことなのですが、乾燥が進むことによって、吸湿能力が低下するため、結局、乾燥した状態で、安定するらしいです(家具などが良い例だそうです)。
これが、時間をかければ、最終的にみんな乾燥する理由のようです(例えば、今の時期のように乾燥に適した時期を経験すれば、それ以降は、余り吸湿しないらしいです)。


以上を、考慮して、前期棚と後期棚を分け、後期棚の乾燥(屋根を設置し、地面からの湿気を遮断する)に注意することで、なんとかしたいと考えています。

あっ、まだ、具体的なことは決まってませんが・・・(笑)

ツール
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe           GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul (GB)
axe           FISKARS X27 Splitting Axe(36”)           (X27)
chainsaw   Husqvarna 345e 18"

今ターム収集薪量 ネコ単位(薪小屋内列数・目標)
A 75(3) B 11(0) C 148(280) D 24

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太7本の大物の処理
10. 含水率計 69149