今日は、薪割りをしたのですが、途中で、雪が降り出したので、割り捨て御免です。
初雪ですねぇ。
まぁ、すぐ雨に変わってしまったんですけどね。
落ち葉に、舞い降りる雪と言うと、静かなイメージですが、なぜか、ガサガサ、ものすごい音がしていて、その後の雨の方が、落ち葉が濡れたせいか、静かになっています。
多分、ネコ4杯ぐらいが山になって、原木置き場に放置されています。
薪の乾燥に関して、いろいろ実験中ですが、やはり、いろいろ難しいですね。
現在、割った直後から、薪小屋の中に積んでいる薪と、雨ざらしである程度乾燥させてから、薪小屋の中に積んでいる薪がメインです。
薪小屋にずっと積んである薪は、かなり太い薪が多くて、予定では、去年焚くつもりだったのが、乾燥が今年までかかってしまいました。
ところが、今年焚く予定だったのは、もう少し細いので、十分焚けそうだったりします。
まぁ、来年焚いちゃえばいいので、別に困りませんが、それでも、薪小屋を無駄に占領している感じは否めません。
乾燥に時間がかかるということは、即、薪小屋のスペースがなくなっていきます。
例えば、1年余計に乾燥させる毎に、1年分の保管スペースは、1/2、1/3、1/4と減っていきます。
よって、細い薪にすればいいと言う結論になりそうなんですが、そうもいきません。
炉内の温度管理を簡単にしたい(温度変化をなだらかにしたい)。
薪の投入間隔を長くしたい。
この2つの、一見、相反する希望を叶えようとすると、(気乾比重の重い)太い薪が欲しくなるんですよねぇ。
(面倒ですが、一応、我が家の餡子ちゃんで、私の焚き方だと、そうなるという話です、と、言っておきます)
だから、細めの薪で、燠をたっぷり作ったら、太めの薪で、巡航させたくて、太い薪を選んで使っています。
(24時間使用で、ほとんどが、巡航状態です)
そんなわけで、薪割りをしていると、乾燥に時間がかかることは十分わかっていても、薪が太くなってしまうんですよねぇ。
もちろん、細い薪の方が扱いやすいのはわかっています。
余った薪を売っちゃうつもりだと、余計、細い薪の需要の高さを意識せざるを得ないですよねぇ。
そうそう、薪の乾燥状態に関して、きちんと乾燥している薪と、そうでない薪は、慣れてくると、まったく違うのですが、それが分かるまで、意外と時間がかかりましたねぇ。
ドラム缶で、生木を燃やしているので、断言できますが、生木は燃えますし、熱いです。
だから、生木が燃えないとか、生木が暖かくないというのは、間違えとは言いませんが、少なくとも、言葉が足りないと感じます。
つまり、酸素を十分に供給して、高温を維持すれば、内部の水分を蒸発させるエネルギーの損失は、感じられないということです。
よって、ガンガン焚いちゃえば、乾燥状態の影響は比較的小さくなります。
逆に、低温でじっくり焚こうと思うと、乾燥状態の影響は比較的大きくなります。
とは言っても、乾燥状態と言うのは、全体的な問題なので、自分で乾燥させた同じような状態の薪をずっと焚いていると、これが暖かいのか、それほどでもないのかよく分からなくなってきます。
自分の場合、ある程度、焚き続けて、樹種にもよりますが、乾燥状態が良ければこれくらいと学習できて、初めて、乾燥状態が悪いことの影響が分かるようになりました(何年もかかりましたし、まだ、自信があるレベルではないですね)。
乾燥状態がちょっとくらい悪くたって、燃やせば暖かいし、それに、焚き方によって影響は比較的小さくなるのだから、乾燥状態なんて関係ないと思う人が多くいるのは理解できます。
(まさに、同じような理由で、比重の違いも関係ないという人が多くいるのも理解できます)
もちろん、今、自分が、感じている感覚も、正解とは限りません。
ストーブが違えば、全然別でしょうし、もっとちゃんと乾燥していたら、もっと違うように感じるのかもしれません。
と言う訳で、話を戻しますが、自分の薪ストーブが、何時間も、温度が上がり過ぎず、強烈な熱量を発するのを味わうと、乾燥に時間がかかっても、太めの薪を作りたくなっちゃうんですよねぇ。
(あくまでも、よく乾燥した太めの薪が必要だと、私が経験上勝手に思い込んでいるだけなので、ストーブや焚き方によっては全然違うと思います)
と言う訳で、今日もまた、薪の太さに悩みながら、薪割りをしていましたとさ。おしまい。