薪割り_ムクケヤキ
今日は、薪割り。
膝が痛かったので、ちょっとだけでお終い。
まだ、1/3くらい、玉が残っています。
向こうの山は、ムクケヤキ、手前の山は・・・
ムクもケヤキも、簡単に割れてくれたので、薪割りには、苦労しませんでしたが、木種の同定に苦労しました。
写真の左真ん中の山です。
割る前は、完全にカシだと思っていました。
割っている最中に、ちょっと違和感がありました。
しょうがなく、カシの薪を持ってきて、詳細に比較しました。
いくつか、相違点がありました。
謎の木は、年輪がはっきりしている。(カシの方が、分かりにくい)
色が、ちょっと白っぽい。(カシの方が、ちょっと濃い)
カシのようなうろこ状の割れ口ではない。
カシのような放射線状の跡がある切れ口ではない。
カシを持ってきて、並べてみたのですが、樹皮は、カシの方がちょっと色が薄いかなぁくらいで、まったく区別が付きませんでした。
2m離れると、まったく区別がつきません(色もそれほど変わらない)。
ただし、時間が経つと、カシの方が、白い部分のくすみがより強いです(暗い色になる)。
そして、一番の問題は、比重に大きな違いがありません(重い)。
(重いんだから、カシにしとけって、悪魔の囁きが・・・)
エノキだったりすれば、持ってみれば、すぐ、分かるほど、比重が違うのですが、コイツは、かなり重いので、持った感じでは、判別できませんでした。
あの年輪の感じからすると、落葉樹。
気乾比重(参考; シラカシ0.83)
ムクロジ0.69
トネリコ0.76
こんなところか???
とはいっても、さすがに、切り口、割り口の写真は見あたらず。確認しようもなし。
よって、同定はあきらめ、Cグループに分類しておきました。
ケヤキ等がネコ8杯でした。