薪割り_ケヤキムク
今日は、薪割りをしました。が、途中で、雨が降ってきたので、薪を14年用仮薪置き場に積み増せず。
Φ60cmのケヤキは、苦労するものの、なんとか割れてくれます。
受け口があるような一番下の玉も、割れ目が入ってしまえば、後は、なんとか割れてくれます。
やはり、問題は、ムクさんです。
今回、ムクさんに関しては、そこそこ素直なので、次のような割り方をしました。
(まぁ、誰かの参考になればいいのですが)
まず、X27で、玉の切れ口に、半割の筋目を入れるように叩き込みます。
まぁ、普通の薪割りと同じですね。
割れそうなら、そのまま割りますが、難しそうなら、とりあえず、筋目を一本入れるようにするということです。
これは、後で楔を入れたとき、予定通りに割ることができるようにするためです。
これをやらないで、クサビをいきなり入れると、年輪に沿って、変な形で割れてしまうことが多いためです。
そうなると、その先の処理が難しくなります。
因みに、あちこち、打ち込み過ぎると、それはそれで、思ったように、割れてくれなくなります。
本当は、刃が60cmくらいあり、背を金槌でたたけるものが欲しいのですが、まぁ、探したことないですけど・・・
次は、筋目の一番端っこに、楔を打ち込みます。
ただし、ムクさんは、そこで、素直に割れてくれません。
大抵は、くわえ込んでしまいます。
なんというか、根性あるというか、根性悪いというか・・・
ただ、少なくとも、筋目沿いにも、下にも、割れ目が走りますので、最後に、玉を倒して、下に走った割れ目の、楔のある反対側の先をX27で、ぶっ叩きます。
このとき、筋目沿いにキレイに半割の割れ目が出来ていると、まっすぐ割れるため、X27で割りやすくなります。
そうでないときは、内部が複雑になるため、薪が汚くなるし、なによりも、時間がかかることになります。
これは、450のほうが適任かもしれませんが、持ち替えるのが面倒ですし、正確性が求められるので、X27で、やっています(内部が複雑になったら、諦めて、450です)。
今のところ、このやり方が最時短で、最楽です。
楔をいくつか使って、割れ目を広げていくことでも、いけるのですが、なんと言っても、金槌を何度も振るのは、疲れます(楔の使用は最小限にしたい)。
もちろん、皮むき割りも可能ですが、薪が平べったくなりますし、どうしても、振る回数が多くなってしまいます。
振る回数が多いというのは、経験上の単なる印象です。
まぁ、節があると、話は違いますし、内部も捩れていると、無理ですしね。
と言うわけで、ケヤキとムクの薪の山を作ったところで、雨で中断になりました。
(たぶん、ネコ5,6杯かなぁ)
こいつらは、次回の薪割りの時に、合算します。