薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪割り_アベマキハンノキ(大玉遊び)

薪割り_アベマキハンノキ(大玉遊び)

今日は、薪割り。

ハンノキをなんとかしなければならないと、ハンノキの薪割りを始めたのだが、何というか、ハンノキは、軽い割りに割りづらい。

割りづらいというのは、割れないと言うことではないです。
木質は柔らかく、軽い、しかも、繊維質ではないです。
そう言うと、なんだか簡単に割れてくれそうな感じですよね。
ところが、柔らかい木質が斧を受け止めてしまい、割れが広がらない。
何度も斧を振っていると、割れてくれるのだが、割れが左右に振れてしまう。

これと対照的なのは、カシやアベマキのような硬木です。
確かに、硬いのですが、割れ目が入れば、後は、まっすぐ、割れが下まで届きます。
(もちろん、節とかがあれば別です)

ビシッとね(気持ちいいです)。

それに対して、ハンノキは、ふにゃふにゃしてて手間がかかし、手応えがない(気持ちよくない)。
しかも、結果、(見た目)汚い薪になる。

イメージ 1
今日は、比較的きれいにできました

と言うわけで、何となく、ちょっとやったところで、別の玉に手を出したくなってしまうので、なかなか無くならないのです。


今回も、アベマキの大物に途中で移行しました。

これが、失敗でした(どうせやらないといけないので、失敗というのはなんですが・・・)。

イメージ 2
柄は、90cmです

写真にある様に、端っこが、パコンと割れてくれたので、いい気になっていたのですが、これが、苦労の始まりでした。

この玉は、3股で、しかも、そのうちの一つは、洞になっていました。

まず、洞が割れない。
なんとか、クサビを多用し、割ったら、全部、途中で折れてしまいました。

さらに、境目が厳しかったです。
芯と芯の間が完全に別れていればいいのですが、上の写真を見てもらうと分かりますが、柄の中心くらいに入っている縦の線は、上にも下にも抜けていません(線の部分は離れているのですが、全体として「くっついている」)。

この「くっついている」部分が、非常に複雑に捩れ捻れていて、斧はまったく歯が立たず、クサビも途中で、止まってしまいました(ヘッド4.5kgの金槌でがんがんやりましたが、まったく動かず)。

最終的に、真ん中の芯の真ん中を割って、境目以外をこそぎ割り、芯と芯の境目の2つの固まりが残りました。

イメージ 3
左は、例の線の部分。左は、洞の部分

この玉のすぐ下に位置する玉もやっつけてやりましたが、こっちは、比較的素直に薪になってくれました。

真剣に、死ぬかと思いました。

2玉を相手にした結果、戦利品は、
イメージ 4
結局、こっちのほうが汚い薪に。
これだけ。

アベマキ、ネコ4杯分(2玉分)。
ハンノキ、ネコ1杯分(5玉分)。

明らかに、ネコ15杯以上の作業をしましたが、1/3くらいの成果でした。
明らかに、ハンノキだけをやった方が楽でした。
明らかに、背筋をちょっとやってしまいました。
そして、
明らかに、やり過ぎでした。

ツール
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe           GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul (GB)
axe           FISKARS X27 Splitting Axe(36”)          (X27)
chainsaw   Husqvarna 345e 18"

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太7本の大物の処理
10. 含水率計
17. 杉の丸太で薪小屋の仕切りを作る(後、4本) 19451