薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

焚き付け1

焚き付け1

(今日は雨なので、薪作業できない憂さ晴らし話なので、そのつもりでお願いします)

まず、最初に結論を言っておくと、環境次第なので、人それぞれです(キッパリ)。
こんな風に考えている、変人もいるというだけのことです(キッパリ)。


追加で、機種による違いを考慮できるわけもないので、アンコール使いの戯言であることを忘れないでください。

目次
 燃えるを理解しよう
 焚き付けを理解しよう
 理想の焚き付け
 色々な焚き付け


*燃えるを理解しよう

木材に燃焼エネルギーを与えると、木材の温度が上がり、燃焼ガスが発生し、燃焼ガスが発火し、より大きい燃焼エネルギーが発生します。
ただし、燃焼ガスが出るのと、発火するのは温度差・時間差があり、発火まで行って初めて、より大きな燃焼エネルギーが発生します。

ちょっと別のプロセスで、炭から灰になるまでの燃焼も、燃焼エネルギーが発生しますが、今回は焚き付けの話なので、ここは、省略します。

簡単に言えば、燃焼エネルギーを木材に与えて、より大きな燃焼エネルギーを取り出すサイクルを繰り返すわけです。

ところが、燃焼エネルギーは、常に、放熱というマイナスが働きます。
ですから、より大きな燃焼エネルギーが出るといっても、それが全部次の木材の燃焼エネルギーになるわけではありません。
さらに、次の木材が太いとか重いとかで、必要な燃焼エネルギーが多いということも考えられます。

次の木材に与えるエネルギーが不足すれば、ガスが出ない(鎮火)、発火しない(煙だらけ)となります。
(先ほどちょっと書いた炭の燃焼のように、複数の燃焼が同時発生しているので、事態は超複雑なんですが、面倒なので簡単に)(面倒というか、よく分かってないです(笑))
(お線香のような燃焼とかあるし、難しいですね)

それから、木材は、熱伝導率が悪いので、燃焼エネルギーを与えても、表面の温度が上がるのと、内部の温度が上がるのには時間差があります。
つまり、燃焼ガスの発生と発火は、元々温度差・時間差がありますが、それだけじゃなく、熱伝導率のせいで、表面と内部でも、温度差・時間差があり、薪が太くなればなるほど、それは大きくなります。

*焚き付けを理解しよう

種火から、薪を燃やすわけですが、薪を燃やすための燃焼エネルギーは、種火では不足しているので、鎮火、よくて、煙だらけになるわけです。
よって、必要な燃焼エネルギーがより少ない細い薪とか、もっと少ない割り箸で、燃焼エネルギーを増加させ、さらに太いものへと移行し、最終的に、通常の薪を燃焼させます。

例えば、固形燃料のように、瞬間的に、燃焼エネルギーは多くなくても、長い時間燃えることによって、結果的に、大きな燃焼エネルギーとして、通常の薪を燃焼させることが出来ることがあります。

ただし、この場合、ある程度高温で燃え始めるまで、煙が多い可能性が高いです(燃焼ガスが出始めてから、それがほとんど燃えるようになるまで時間がかかりやすい)


*理想の焚き付け

と言っても、何をもって理想というか難しいのですが、仮に、「煙が少ない」を理想とします。
(煙は燃えるので、煙が外に出るのは、薪の無駄遣いです)

種火から、枝、細薪、中薪、太薪と、十分な燃焼させてから、より太い薪を投入していくこと。

簡単ですね。
次の薪に十分な燃焼エネルギーを用意してから、次の薪を投入するわけですから、燃焼ガスの発生から発火までタイムラグがあっても、問題ないわけです。


*色々な焚き付け

と、今日は、ここまで。

この先、どうなるか、まだ考えていませんが、今回の「放熱」と、まだ書いていませんが、「上昇気流」「酸素供給」「ロケットストーブ」あたりがキーワードかなぁと。

因みに、間違い、勘違い、抜け等、また、反論や、別視点等、気が付いたことがあれば、コメント、大歓迎です。
ただし、具体的な焚き付け方の話は、次回と被りそうなので、出来れば、次回にお願いしますm(__)m


また、雨の日に会いましょう!!!

ツール
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe           GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul (GB)
axe           FISKARS X27 Splitting Axe(36”)           (X27)
chainsaw   Husqvarna 345e 18"

今ターム収集薪量 ネコ単位(薪小屋内列数・目標)
A 31(1) B 1(0) C 74(140) D 24

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太7本の大物の処理
10. 含水率計 61664