薪の乾燥
(今日は雨なので、薪作業できない憂さ晴らし話なので、そのつもりでお願いします)
まず、最初に結論を言っておくと、環境次第なので、人それぞれです(キッパリ)。
こんな風に考えている、変人もいるというだけのことです(キッパリ)。
薪の乾燥の基本は、薪の水分が空気中に放出される働きです。
(いろいろ厳密に言うと複雑ですが、簡単に)
その働きを、促進させる要素と、阻害する要素をそれぞれ考慮する必要があります。
(いろいろ厳密に言うと複雑ですが、簡単に)
すべてが理想的なら一番いいでしょうが、なかなかそうはいきません。
よって、プラスマイナスあると思いますが、結果、1年なら1年で、2年なら2年で、薪として使えるだけの乾燥状態に持っていけるなら、それでいいというだけのことだとご承知おきください。
促進させる要素
風通し、日当り
時間
阻害する要素
地面や植物の湿気
雨
その他の要素
薪の太さ
気候(湿度・梅雨・雪・風)
薪の積み方(隙間の大小)
おまけで、乾燥に関して、気を付けたいことに、乾燥斑(ムラ)があります。
焚くとき、意外とストレスになるんですよね。
乾燥のさせ方で、極端な乾燥斑が出ると、結局、乾燥にかかる時間が増えてしまいます。
さて、自分の乾燥のさせ方です。
まず、2段階に分けます。
薪内部の水分が急激に減少する前期と、ゆっくり減少する後期。
前期は、もともと水分が多いので、蒸発促進要素を重視します。
(促進要素の効率がいいから(多分))
具体的には、風通しと、日当りです。
後期は、すでに水分がある程度減っているので、蒸発阻害要素に注意します。
(促進要素の効率が悪いから(多分))
具体的には、雨(屋根の下に置くこと)です。
これ等以外の要素で、地面と植物の湿気は、通期で、避けるべきものと考えていますし、時間は、後期の方をしっかり確保しています(後期の方が時間がかかる(多分))。
(薪集めの時間差は、前期で吸収し、後期は全量、一定時間確保する)
(前後期の時間配分を含めたスケジューリングは、まだまだ試行錯誤中)
よって、前期は、雨が当たることより、風通しや日差しを優先し、後期は、風通しや日差しより、屋根の下に置くことを優先しています。
もちろん、通期で、全部、確保できればよいのですが、全量分、日当たりと風通しのよい、屋根付き薪小屋を用意することは、現在、不可能です。
それと、前期後期で、薪の積み替えをすることで、乾燥斑を減らすという副産物も狙っています(面倒ですけど)。
既に、放置されていた原木や玉から出来た薪の場合とか、一定にするのが難しい薪の太さとか、毎年変化する気候とか、他にもいろいろあるでしょうから、乾燥は、意外と難しいものだなぁと感じています。
まぁ、めんどくさいので、いろいろな問題は、前期で吸収し、吸収できない場合、次の年の分にぶち込んでしまうという荒業(笑)で、なんとかしようかなぁと考えていたり、いなかったり・・・
こんなところで、その1は、おしまい(その2はあるのか????)