薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪の乾燥

薪の乾燥

(今日は雨なので、薪作業できない憂さ晴らし話なので、そのつもりでお願いします)

まず、最初に結論を言っておくと、環境次第なので、人それぞれです(キッパリ)。
こんな風に考えている、変人もいるというだけのことです(キッパリ)。



薪の乾燥の基本は、薪の水分が空気中に放出される働きです。
(いろいろ厳密に言うと複雑ですが、簡単に)

その働きを、促進させる要素と、阻害する要素をそれぞれ考慮する必要があります。
(いろいろ厳密に言うと複雑ですが、簡単に)

すべてが理想的なら一番いいでしょうが、なかなかそうはいきません。

よって、プラスマイナスあると思いますが、結果、1年なら1年で、2年なら2年で、薪として使えるだけの乾燥状態に持っていけるなら、それでいいというだけのことだとご承知おきください。



促進させる要素
 風通し、日当り
 時間

阻害する要素
 地面や植物の湿気
 雨

その他の要素
 薪の太さ
 気候(湿度・梅雨・雪・風)
 薪の積み方(隙間の大小)


おまけで、乾燥に関して、気を付けたいことに、乾燥斑(ムラ)があります。
焚くとき、意外とストレスになるんですよね。
乾燥のさせ方で、極端な乾燥斑が出ると、結局、乾燥にかかる時間が増えてしまいます。




さて、自分の乾燥のさせ方です。

まず、2段階に分けます。
薪内部の水分が急激に減少する前期と、ゆっくり減少する後期。

前期は、もともと水分が多いので、蒸発促進要素を重視します。
(促進要素の効率がいいから(多分))

具体的には、風通しと、日当りです。

後期は、すでに水分がある程度減っているので、蒸発阻害要素に注意します。
(促進要素の効率が悪いから(多分))

具体的には、雨(屋根の下に置くこと)です。

これ等以外の要素で、地面と植物の湿気は、通期で、避けるべきものと考えていますし、時間は、後期の方をしっかり確保しています(後期の方が時間がかかる(多分))。
(薪集めの時間差は、前期で吸収し、後期は全量、一定時間確保する)
(前後期の時間配分を含めたスケジューリングは、まだまだ試行錯誤中)

よって、前期は、雨が当たることより、風通しや日差しを優先し、後期は、風通しや日差しより、屋根の下に置くことを優先しています。

もちろん、通期で、全部、確保できればよいのですが、全量分、日当たりと風通しのよい、屋根付き薪小屋を用意することは、現在、不可能です。

それと、前期後期で、薪の積み替えをすることで、乾燥斑を減らすという副産物も狙っています(面倒ですけど)。




既に、放置されていた原木や玉から出来た薪の場合とか、一定にするのが難しい薪の太さとか、毎年変化する気候とか、他にもいろいろあるでしょうから、乾燥は、意外と難しいものだなぁと感じています。

まぁ、めんどくさいので、いろいろな問題は、前期で吸収し、吸収できない場合、次の年の分にぶち込んでしまうという荒業(笑)で、なんとかしようかなぁと考えていたり、いなかったり・・・



こんなところで、その1は、おしまい(その2はあるのか????)

ツール
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe           GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul (GB)
axe           FISKARS X27 Splitting Axe(36”)           (X27)
chainsaw   Husqvarna 345e 18"

今ターム収集薪量 ネコ単位(薪小屋内列数・目標)
A 21(1) B 1(0) C 74(140) D 24

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太7本の大物の処理
10. 含水率計 60652