薪ログ2

薪?なにそれ美味しいの?

薪割り_ケヤキカシ

薪割り_ケヤキカシ

今日は、薪割り。

いい天気の中、薪割りを始めましたが、あっという間に、いい天気を通り越して、夏の暑さになりました。

近所の造園屋さんから来たケヤキと、薪会のケヤキとカシを地道に割りまして、汗だくです。

イメージ 1
ケヤキ(ネコ5杯分)

イメージ 2
カシ(ネコ1杯分)

もうちょっとで全部の玉を薪にできそうでしたが、疲れちゃったので、ここでおしまいです。

カシは、そうでもないのですが、今回のケヤキは、2種類とも、2発3発と必要な場合が多いので、オールフルスイングになります。

そうすると格段に疲れますねぇ。



X27は、ヘッドが1.83kg(全体で2.6㎏)で、450は、ヘッドが2.31kg(全体が3.2㎏)です。
ヘッド重量に関しては、大体、ペットボトル一本分くらいの重量差があります(X27の1.26倍)。

速度に関していうと、腕の長さを0.6m、回転速度2rpsとすると(数字は適当です)、
X27は、柄が0.9mなので、18.8m/sで、450は、0.8mなので、17.6m/sです。

大雑把な計算ですが、運動エネルギーは、
X27は、647で、450は、716ですから、450は、X27の1.1倍ですね(ヘッドの重量差に比べだいぶ差が縮まりましたね)。

ただし、X27の方が、振りやすいので、速度が1割増しと考えると、速度が20.7m/sで、運動エネルギーが784になり、大逆転ですね。

完全に、適当な数字なので、全然違うかもしれませんが、ヘッド重量の差より、速度の差が、計算上、大きいです(速度は2乗される)。
(速度=回転速度*半径で、運動エネルギー=重さ*速度の2乗)(大丈夫?合ってる?)
(遠心力の関係はどうなんだろう????。。。。。まぁ、いいか)
(逆に、振り回せるヘッド重量を超えると、かえって破壊力が落ちる可能性があるということか・・・)
(運動エネルギー=破壊力なのかという議論も当然あるでしょうが…)

よって、速度優先のX27は、楽に振ることが出来るが、一クラス上のヘッド重量の斧と同等の破壊力があると言えないこともないかもしれない(楽にということは、振る回数を多くできるということです)。

ただし、割っている感覚だと、木を押し広げていく力は、ヘッド重量が大きいという気もします。
(これは、なんとなく)


実際、X27と、450は、破壊力には、ほとんど差がない感じですが、勢いで、割れちゃうのはX27が得意で、途中で止まってしまうような場合は、より重い450の方が得意なような気がします。
(もちろん、私が良く使っている、X27と450の話であって、他の斧はまた、、いろいろ違うでしょうね)



で、話は戻ります。

今回のような繊維が絡まってなかなか割れてくれない場合、今日は、X27を何度もフルスイングするようなゴリ押しをして、疲れてしまいましたが、刃が挟まるくらい食い込んだら、そのまま、頑張って続けるより、あとは、横にして、繊維を切るようにした方が良かったかなぁということです。

わざわざ、X27の苦手なことを無理してやるより、楽に多く振ることが出来る利点を生かすため、横にして、繊維を切るようにする(ただし振る回数は増えます)ほうが、結果、疲れなかったんじゃなかろうかという気がします。

斧の特性に合わせた戦術を取らないとね♡ということでした(長々とすみません)。


因みに、X27の振りやすさ(ヘッドスピードが高い感じ)は、柄の長さによるものなのか、重量バランス(ヘッドヘビー)によるものなのか分かりませんが、結構、中毒性があって、450を振っていると、おっせーな!と、ちょっとイラつきます(笑)

ツール
woodstove VermontCastings Encore Catalytic
axe           GRANSFORS BRUKS 450 Splitting Maul (GB)
axe           FISKARS X27 Splitting Axe(36”)          (X27)
chainsaw   Husqvarna 345e 18"

今ターム収集薪量 ネコ単位(薪小屋内列数・目標)
A 5(0) B 1(0) C 40(140) D 23

TO DO
1. 薪小屋横のエノキ丸太7本の大物の処理