今日は、薪割りして、薪を積んで、おしまい。
なんですが、まぁ、ケヤキングさん(割れ難いケヤキ)が2玉ほど、ケヤクイーンさんとか、ケヤジャックさんとか、もろもろいてくれたお陰様で、前回より時間がかかり、2時間半ほどの作業となりました。
つか、楽に割れたのが、大玉だと、1玉だけって、どうゆうことでしょうねぇ。
キングさんなんか、薪割り機のパワー(13t)の限界を露呈して、刃が途中で止まっちゃいましたからね。
とは言っても、そこは、斧上がりなんで(そんな用語ないか?)、大玉を回転させて、イケそうな所を探して、リトライ。
半玉にするのを諦めて、無理矢理、年輪割にしました。
で、なんとか、薪にしました。
ケヤキングに涙を流した経験のある人なら、たぶん知っている年輪割り。
斧で、年輪に対して、垂直に刃を入れても、何の反応もない場合、年輪に対して、水平に斧を入れることで、削ぎ落とすように割っていき、削ぎ落としたやつは、倒して、斧で、割るというよりは、切るようにして、薪にしていきます(皮剥き割りという地方もあるようです)。
薪割り機でやるのは、難易度が高いですし、私の薪割り機では、ほぼ不可能です(刃の全長が短い)。
ですが、そこを逆手に、「年輪で割れてしまう割り」と言う、なんだかよく分からないが、ケヤキングに有効な割り方があります。
通常、私の薪割り機の場合、刃は、短いけれど、刃が入るにしたがって、ガッツリ押し広げて、引き割る感じです。
つまり、大玉なら、刃が食い込んで、その何倍も亀裂が走るわけです。
ところがケヤキングの場合、その亀裂が走らないので、力不足で、ストップします。
しかし、場所によっては、亀裂が走らないまでも、年輪に沿って、断層が走る場合があります。
もちろん、年輪に沿って、一周する訳じゃないので、年輪から、外へと、亀裂が走るのですが、そこは、ほぼ確実に、スルメ状態になります。
で、それになりやすい年輪状態というのがあります。
簡単に言えば、芯との境ですね(それ以外もありますが・・・)。
そこが、刃の先に当たると、「年輪で割れちゃった割り」(あれ?ちょっと違う?)になりやすいんですよねぇ。
まぁ、後始末(スルメ状態の処理)が面倒ですが、それでも、縦引きするよりは、薪になりやすいかも?ですね。