薪割_カシ&ふんわり積み
今日は、薪小屋の整理の続き。
ユニット2のカシを2列分、薪割して、ユニット1へ移動させます。
ユニット2のカシを軽トラの荷台にポイポイして、そのまま、作業小屋に移動。
軽トラの荷台の薪を移動させ、隙間を作って、薪割機で割った薪を、その隙間に積んでいきます。
それを、今日は、2往復して、へとへとになりました。
結局、運んだのは、1列の半分くらいですね。
と言うことは、2列分を運ぶためには、8往復という計算です(むー、この調子だと、四日もかかるのか・・・)。
カシは、重たくて、ちょっと太いと、端っこを片手で持って、軽トラの荷台に投げられません。
ケヤキだと、端っこを片手で持つことが出来る太さだと、だいたい、そのまま、片手で、軽トラの荷台に投げられるのですが、カシだと、端っこを持つことはできても、投げられません。
ちょっと太くなると、両手使っても、投げるのが嫌になります。
軽トラも満載にすると、タイヤが結構なメタボ腹になるくらいです。
つくづく思うのですが、クヌギとカシは、ずっしり重いですね。
コナラは、それと比べると、ちょっと軽いです。
コナラは、薪らしい薪になるので、見た目はいいんですが、クヌギやカシの前では、1つレベルが下がる感じがしますねぇ。
因みに、薪小屋での薪の積み方は、次第に変化してしてきています。
第1段階:とりあえず、きちんと積む=>(乾燥の偏りによる薪崩れを経験)=>
第2段階:手前を上げるように積む=>(何回転かさせてみて、乾燥の重要性を理解)=>
第3段階:ふんわり積み
現在、第3段階ですね。
最初からずっと、一番希少な資源は薪小屋スペースなので、なるべくたくさん薪小屋に隙間なく詰め込むことを心がけて薪を薪小屋に積んでいました。
しかし、薪の乾燥は、意外と大変で、特に、クヌギとカシは、非常に難しいことがだんだん分かってきました。
と言うことで、乾燥の助けになるのならと言うことで、現在、ふんわり積んでいます(隙間を多めに積む)。
このふんわりに関して、薪のお客さんとの会話で印象に残っていることがあります。
「大割の方が、隙間割合を大きくできる」
実際は、もうちょっと別のニュアンスがあって、それと合わせて、非常に印象的なんですが、それは、ここには関係ないので、分離させました。
ともかく、小割の方が隙間が少なくて、大割の方が隙間が多いという意見のようでした。
が、実際、小割の方が一つ一つの隙間は小さいが、数が多くて、大割の方が一つ一つの隙間は大きいが、数が少ないとは言えますが、全体として、どちらの方が隙間が多いのか、私にはわかりません。
数学的に証明するのは、実は簡単で、例えば、ある形を仮定して、それを一定の枠に詰め込んだとして、それを縮小、拡大しても、原則、隙間比は変わらないから、小割と大割は関係ないという結論になります。
ただ、現実の問題としては、例えば、毛羽立ちの影響は、小割の方が大きい(小割の方が隙間が大きい)とか、小割の方が正方形に近づく(小割の方が隙間が小さい)とかあります(もちろん、隙間を多めもしくは少なめに積みやすいのはどっちだ?という問題もあります)。
と言う訳で、どっちが隙間が多いのか分かりませんが、ともかく、ふんわり積んで、風が流れやすいようにしています。
実際、ふんわり積むことが出来ると、5列くらい積んであっても、向こうから吹いてきた風をしっかり感じることが出来ます(通常だと、3列くらいかなぁ)。
(薪小屋は7列積むことが出来ますが、流石に、7列だと感じることはできません(笑))
(そして、その風は、どういう訳か、冷たい風になるんですよねぇ)
さてさて、次の段階は、どうなんでしょうねぇ。
薪具
woodstove VermontCastings Encore Catalytic