こんにちは、mooです。
064がなかなか上手くいかないので、デコンプ付きにしてやろうと言うことで、シリンダー交換をしてみます。
ただし、064に066用のシリンダーを付けるので、大金が溶ける可能性が十分あります(シリンダーが駄目になるだけじゃなくて、クランクケースが駄目になる)。
まぁ、真似する人はいないと思いますが、一応言っておきます。
と言うことで、思いつく問題を事前に挙げておきます。
壱 M5-20→M6-20
弐 シュラウドにデコンプの穴
参 シュラウドに収まるのか?
クランクケースに空いている穴をM5から、M6にしてしまえば、まぁ、取り返しが付きませんね(旧シリンダーの穴を広げて、M6も使えるようにすれば、原状回復できるか?)。
まぁ、とりあえず、そこら辺は、考えないことにして、M6の穴にしてしまいました。
金属屑が、クランク内に入らないようにするのが大変でしたが、多分、なんとかなったと思います。
で、早速、M6で、シリンダーを固定しようとしたら、大問題が発覚。
穴の位置が違う・・・・
おー、これは致命的な問題です。。。。
3mmほどの違いなのですが、違うものは違います。
元々付いていた金属のガスケットも使えず、新シリンダーについてきた紙のガスケットに交換しました。
ネジは、無理矢理入れることも出来なくはないでしょうが、穴が変形しそうですね。
どうしようか考えたのですが、シリンダーのネジ穴をちょっと広げてみました。
ちょっと考えれば分かりますが、穴の位置が違うのを無理矢理固定するわけですから、シリンダーの位置がずれる可能性が高いわけで、ピストンの運動の中心点がクランクの中心とズレていたら、まともに動かないでしょうね。
と言うことで、シリンダーを固定するときにスターターを何度も引っ張って、中心を探しながらの作業となりました。
多分、大丈夫じゃないかと言うまで、ずいぶんかかりましたが、まぁ、偏った摩耗が生じるかもしれません。
で、しっかり固定したところで、
圧縮圧力を測ってみました。
1200kPa。
はい。
正常値というか、上限です。
と言うか、この圧縮圧力だと、デコンプを押さないと、普通に引けません。
デコンプ押さないと、早く引っ張るのは、無理です。
一体、どんな握力をしているんだという感じです。
デコンプも、引っ張った圧力で戻ります。
初爆じゃなくて、戻ります。
なので、デコンプが押された状態でいる1周目に、初爆や火入れじゃないと、2周目は回りません。
もう、なんだか分かりませんが、アイドリングを安定させるために、キャブ調整をさせるのが一苦労です。
圧縮抜いて、デコンプ押して、死ぬ気で引っ張る。
今日は、アイドリングを安定させる前に、腕が死にました。
しょうがないので、シュラウドの穴開け作業をします。
デコンプ用の穴です。
ショボい・・・
写真は後日。
因みに、シリンダーは、シュラウドに収まりました。
ギリギリでしたが、横も縦も収まりました。
ちょっと、マフラーの位置がずれたようで、ネジが止りにくかったですが、まぁ、なんとか止りました。
続く